工場通信

随所に加熱の被害が及んでいました


エンジン換装中のプジョー106S16の熱害です。
高温状況下で走行を続けたことが様々な個所で確認できました。

冒頭画像はインジェクタの電極コネクタの一部が溶解した様子です。
エンジンに装着されている部品、しかも金属に直接触れていない樹脂部分がここまでの状況になるという事は相当だと思います。
次の画像は、交換する同様の個所です。
正しい姿はまるで異なります。
配線もあまりに酷い熱害を受けると、酸化してしまいますので今後のトラブルも懸念されます。

インテークマニホールドにも危険な状況がでていました。

シリンダヘッドに取り付けられているマニホールド。
吸気側でありながら、フランジが溶けてしまっています。
取り外しを行う際、ボルト欠損やねじの緩みが気になりました。それは面が溶けてしまい、緩みが生じたことが原因だったのですね。


上記以外にもあらゆる個所に熱害を確認し、それぞれ対処済みです。
着々と作業は進んでいます。
連休前にはある程度の完成形を目指します。
Written by Hashimoto

関連記事

工場通信　トップへ戻る