工場通信

美味しいケミカルをご紹介

メカニカルワークの中で欠かせないのが、優れた性能を誇るケミカルです。
世の中には色々なケミカルが存在しますよね。
当社では、一般的なカーショップでは入手不可能なケミカルを多用しています。
プロユースってやつですかね。マニアックな良い物、めちゃくちゃ いっぱいあります。

本日ご紹介するのは、車高調整機能を正常に維持する為のケミカル。
タナベさんからリリースされている ラストガード。
これは、車高調整機能付きサスペンションのアジャスタ機構にバッチリなケミカルです。
サブタイトルにある様に「ショクアブソーバー用コーティング剤」意味深なフレーズですよね。
コレ、めっちゃ良いです。

冒頭画像は、只今整備進行中のルーテシア3RSのリヤサスの調整機構。
ストラダーレサスペンションを組み付けているのですが、元々はビルシュタインB14を組み込んでいた車両です。
コスト節約を考えて、リヤのアジャスタは再使用できると判断しました。

でも、このままでは回らないのですよね～。ネジ部に詰まった汚れで、半固着状態。
これを無理やり回すと、絶対にあかんのですよ。かじってしまって、にっちもさっちも。。。

で、ウォータブラストでねじを掃除して、トレントで洗浄して、その後に「ラストガード」を塗布。

「シャーーーーーッ」っと回るようになるのです。
スプリングテンションを掛けて、硬くなっても潤滑油のおかげでスムーズに稼働する。
理想的！
こういう作業、施工したら幾ら？というお金の話では無いのですよね。
確かな作業を提供する中で必然的に必要な内容です。
お客様は、こういう事情を知る余地もなく、勝手に行っている次第です。

自己満足なのか、それが最善なのか、判断は難しいですが分かる方には分かる話。だと思います。
ルーテシアは、順調に進行中です。
ただ、様々な作業が混在し、1台集中できないのが歯がゆく、心苦しい次第であります！

追い込みかけて気張っていきます！

Written by Hashimoto