ルーテシア3RSに BMC OTAの取付


一度見たら忘れられぬ、インパクトを放つホイールを装着したルーテシア3RSです。
永年のお付き合いをさせて頂くお客様のお車です。
主にモータースポーツシーンでの使用が主なルーテシア。普段はガレージ内に潜んでいます。

LSDが備わるトランスミッションに加えて、サスペンションは当社オリジナルの車高調整式 Ver.コルサをインストール済み。
ストラダーレとの違いは、専用減衰とスプリングレート。
ストラダーレは前後8キロとし、コルサは前後10キロの組み合わせ。それにより、スポーツシーンでの操作性と信頼性を向上させています。
本日、久々に試運転を行い悪路も走ってみましたが包容力の高さは流石!と自負する出来でした。
ストロークの確保が難しい構造のアシですが、そんな様子も見せず、硬いけど跳ねない。跳ねそうでも追従する。まさに理想のスポーツサスです。
だから悪天候時のホールド性と安心感がずば抜けて高いのです。

今回は、エンジン関連のアップグレードをご依頼いただきました。
まだまだ少数派。エアクリーナのバージョンアップです。
ルーテシア3RSは、純正のクリーナ構造が賢い造り。それだけに、中途半端なパーツ装着はデチューンとなります。

アバルトでは定番の BMC OTA(オーバル・トランペト・エアボックス)を取り付けます。
低速トルクは純正と比べると、若干劣るものの中~高回転域での元気さはやはり逸品。
エンジン性能の美味しいところをうまく引き出す仕上がりです。



吸入口側に高性能フィルタを備える事が、BMCの一番の特徴。
これにより、整流されたエアーをエンジンに導きます。

純正が一番!と思っていたルーテシア3RSの性能ですが、ノウハウの向上と共に純正を凌ぐ上手な手の入れ方を熟知しています。
バランス良いチューニングをご提案させて頂きます。
Written by Hashimoto

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