ルーテシア3RS 足廻りリフレッシュ!
Ver.ストラダーレ セットアップ開始
続いて行うのは、サスペンション関連作業。足回りのリペアとアップグレードを開始。
現在装着中のビルシュタインB14に性能の不足を感じたお客様は、当社のストラダーレサスペンションキットにご用命を頂きました。
既製品と異なるのは、造り込んだ逸品である事。
純正品・既製社外品様々な製品のデータを採取し、メリット・デメリットを知ったうえで新たに一つの物を作り上げる事により完成度・満足度を高めています。
ピロアッパーマウント・エナペタルダンパー・HALスプリング・アジャストメカ これらがセットで¥340.450-(税込み)はお値打ちだと思います。
今回は、その他の劣化箇所についてもしっかりと手を入れていきます。
ナックル・ロワジョイントの組み換え
タイロッドの組み換え
リジッドメンバーの組み付け
これらも合わせて進めて行きます。
先ずは各部の分解からスタートしています。
酸化が進み、美しさを損なったサスペンションパーツ。
融雪剤の影響も受けているのか、固着気味の個所も存在しました。
これらの部品を洗浄し、見た目と作業性を向上しましょう。
当社御用達の重曹メディアブラスト。EZ BLUST は導入後に設置環境をカスタマイズする事で超有力設備へと変貌しました。
お値打ちに導入できる設備ですが、そのままではとても使い物にはならず。。試行錯誤の末に現在へと至っています。
で、洗い上がったナックルアッセンブリ。
誰が見てもキレイ。これが大切です。
おそらく初めてこの手法を生み出したであろう、アッパージョイントの抜き取り。
マニュアルも何もないところから作業に向き合う事で、オリジナルの作業方法が出来上がります。
最も効率的かつ確実に分解する方法です。
そしてナックルジョイントのガタつきについてご説明。
ダブルアクスルストラットの最重要部に生じるガタツキ。これはハンドリングの違和感を生み、据え切り時の異音や走行時の異音などなど
色々な不具合につながります。
コシとキレの両立。そこから生まれる包容力。いつまでも走っていたい。そう思わせるサスペンションへと変貌させます。
Written by Hashimoto