アバルト500のエンジンオイル漏れを修理


車検整備でのお預かりをさせて頂いているのは、アバルト500 です。
最近ではアバルト=595という流れですが、こちらはそう呼ばれる以前の初期物となります。

点検の結果、エンジンオイルの漏れが気になりまして、確認したところオイルパンのフランジ部からと判明。
アバルトやフィアット500ではよくあるパターンの漏れ方でした。
と言うわけで、オイルパンを捲っています。
フランジにはガスケットとしての素材が挟まれているわけでは無く、液体ガスケットにより機密を保持する構造です。

オイルパンとブロック側に残るシール剤を除去。


オイルパン側は洗浄し、脱脂を行います。
この部分の面が綺麗で無いと、組付け時に使用する液体ガスケットがうまく乗らず、組付けたのにオイルが漏れる。。という事に繋がります。


組付けを行い、一晩放置。ガスケットを完全に乾燥させます。
翌日、エンジンオイルを入れ、エンジン始動・暖気を行い、漏れの有無の最終確認を行います。
「止まっていますように!」確実に作業を行っていても、願う気持ちは生まれるものです。
Written by Hashimoto

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