工場通信

ほっと一息の為の匠の技
インテリアにWOODの温もりを

ハードワークの合間の癒やし とでも言いましょうか。
癒やしの製品紹介です。

リフター＆ベルランゴ専用設計のリアルウッド・センターテーブル。アイデアを形にしました。
名付けて「ウッドセンターテーブル ON Board」：ON＝温 Board＝板
広めのセンターコンソールを全て覆い、さらには後部座席まで繋がるデザイン。

アイデアの発端は、家族で出かけた時のこと。
コンビニで各々の欲しい物を買い、運転手が袋を持って車内に乗り込む。
後ろには子供が2人。それぞれの商品を後席に手渡しで配っていく。
体を捻らないといけない体勢となり、意外と渡しづらいもの。経験のある風景だと思います。

「こんな時に何か良いセンターテーブルがあれば中央にポンポンと物を置いて、あとは後席任せで受け取ってもらえるのに。」
そんな風に考えて、ネット通販系で何かを流用出来ないかを考えていました。
無いのですよね。。しっくりくる物が。
そもそも拘った車に乗っているのに、雰囲気を崩すような物は使いたくは無い！というのが本音。

お付き合いのある 木工加工職人さんに相談をしてみたところ、想像以上の物が仕上がりました。

無垢材では材料費が跳ね上がるので、2枚の板をまるで1枚板のように繋ぎ合わせています。
強度が出て、且つ木材特有の反りが出にくい様に木目を組んでいます。

ウッドだから滑って大変な事になるんじゃないの？って思いますよね。
コレ、滑らないんです。
取り付けてしまったのでお見せ出来ませんが、テーブルが単体の際に缶コーヒーを置き、テーブルを傾ける動作を行っても全く滑らない！
ある一定の角度まで傾けると、重力に堪えきれなくなった缶コーヒーは滑るのでは無く「ゴロン」と倒れました。
つまりめっちゃくちゃグリップしているという事。

見た目も手触りも、優しく仕上がっています。
リフター＆ベルランゴ用はリクエストを頂けば、受注生産の形で販売も可能にしようかと検討中です。
当社のリフターに常時装着していますので、ご覧頂けます。
Written by Hashimoto