アバルト・シフトコントロールケーブルのリペア


アバルトのシフトコントロールケーブルのリペアを行いました。
コントロールケーブルには、ゴムブッシュが組み込まれていて経年劣化による亀裂が生じて、破断を招く場合もあります。
完全な修理方法は、室内のシフトレバー下側へと連結されるケーブルアッセンブリを交換する事です。
純正番号で言うと「55233065」となります。

トランスミッション側は、この部分に取り付けられています。

冒頭画像で純正部品の横側に並べた小さなパーツがリペア用の部品です。
その部品を該当箇所に組み替えて使用するという流れです。

ラバーブッシュを介さずに、ダイレクトなシフトフィーリングを可能にすることも魅力的な事です。
そうなんです。こういう部分に生じる「ほんの少しの余分な動き」はシフトレバー側においては動きが増幅されて入力されるものです。
1mm程度のガタつきであっても、レバー側では15mmほどに大きくなります。

こういった記事の紹介は部品を販売したいという思いでは無く、あくまで作業の紹介の為の記事です。
在庫数は僅かですので、整備中に不意に必要になる場合があるのですよ。そんな時のお助けパーツとしてストックしています。
通販非対応部品ですので販売は行っておりません。悪しからず。
Written by Hashimoto

関連記事