ブレーキテスト中に突如発生!
激しいブレーキフルード漏れ
定期整備でお預かり中のアルファロメオ・ジュリア GTV は、BOSCH SDLによるブレーキ制動テストの最中にまさかのブレーキ油圧抜けを発生しました。
「なんか踏んだ感じがおかしいぞ?」と思い、踏力を上げると一気にペダルが奥へと入り込み、制動力が上がらなくなり驚きました。
原因はこの部品の破損。ブレーキランプスイッチの油圧抜けです。
圧力が掛かると、内部の接点が浮上しそれにより端子間を短絡し通電。ブレーキライトを点灯するスイッチです。
表側の金属端子が疲労?から抜け出てしまった様です。
すぐさまスイッチを交換し、正常復帰しました。
恐ろしい出来事ですが、こういう部品は明らかな問題が発生する前に交換しないといけないですね。
旧い車には、この形式の油圧スイッチが使われていることが多いです。
感度が甘かったりするので、機械式スイッチをペダル側に取り付けたりもしますが、その際は油圧スイッチを撤去する方法も考えないといけないですね。
お客様が運転中の出来事では無くて一安心です。
Written by Hashimoto