メガーヌ3RS ステージ1メンテナンスとスロットルメンテ


タイミングベルトなどの作業を終えたメガーヌ3RSは、ステージ1メンテナンスに作業を移しています。

冒頭画像はメガーヌ3のスロットルボディ。
ステージ1メンテナンスを施工しながら、関連個所の分解も行っているので流れでスロットルボディを取り外して清掃を行う事に。

スロットルボディ、汚れやすいのは表側では無く裏側(インテークマニホールド側)ですので、どの程度汚れているのか、については外さなければ分かりません。
クリーナを用いて清掃する事で、全閉時のエアー流量が確保されます。それによりアイドリング時の空燃比が正しくなる。という事ですね。

そしてサーモスタットの交換。
施工し辛いのです。F4エンジンはターボ付きになった途端に整備性は悪化するという実情です。
スロットルボディを取り外せば作業性が上がるので、場所を確保する意味でも取り外して正解です。

ステージ1メンテナンスの一環です。
いかに上手く、効率的にアース回路を成立させるかがこの作業のポイントです。
無駄に長いケーブルを用意するでは無く、確実なアースを引き込み、そこから次のポイントへの経由を。といった具合に素材も使い分けながら施工を行います。

こちらはバッテリ周辺の状態。
既にターミナルを変更し、アースの追加・プラスの追加も終えています。
赤色に見えるのは、通電向上と酸化防止を促す為の特殊コーティングによるものです。
エアーゾル方式で、浸透性がものすごく高く、対象物に付着した瞬間に一気に浸透します。


エンジンECU本体ボディへのアース結線は、不可解なトラブルを防ぐためにも有効であるとされています。
クルマによっては純正でもアースが備わる場合がありますからね。

初回整備を終え、土台を築くことが出来ました。
ハイパワーなポート噴射のエンジン性能をお楽しみいただければと思います。
Written by Hashimoto

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