アバルト&フィアット・アルファのウォータポンプについて考える
エンジン内部で冷却水を循環させることが役割のウォータポンプ。
画像のウォータポンプは、タイミングベルトを交換中のアバルト500より取り外した物です。
ウォータポンプはタイミングベルトで駆動されている構造ですので、クランクシャフトの回転力すなわちエンジンの駆動力により回転しています。
インペラ(水を循環させるためのプロペラ)がエンジンブロックの中に水を送り込むのですが、この部分には水を掻き回すための抵抗力が発生します。
最近主流となるこの形状のウォータポンプは、水との接触面積が広く、駆動抵抗を生み出しています。
仮にこのインペラが無くなり、別の方式で水を循環させる事が可能になれば、エンジンは軽く回る事が出来る様になります。
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Written by Hashimoto