ルーテシア3RSが満載の日々
ご新規様車両 メンテナンススタート


ルーテシア3RSが重複入庫しています。現在5台のお預かりをさせて頂いており、週末にはオイル交換やお預かりを含めて5台のご予定が。合計すると10台!?
こんな店舗あるのでしょうか。
東海地方を中心に、各地より3RSが集まっています。皆様のご期待に応えるべく努力を惜しまず作業を行っていますが、1台に必要となるお時間が掛かる為にお待たせしているのが現状です。

今回のルーテシアは、ご新規様のお車の初回整備でのお預かりです。
基本整備をはじめとし、大きいところではサスペンションの変更も承っています。

使用するショックアブソーバは「HiーSPEC STANDARD Danper」です。
自社企画製品でして、エナペタル製の純正形状ショックアブソーバとなります。
とても良い仕事をするサスペンションですので、純正を最高とするユーザーさん方の概念を覆す新しいご提案です。

ストラットアッパーマウントは、予想通り断裂状態にありました。
ほとんどのルーテシアは、新車から未交換であれば同様の状態になっていると想像できます。

ストラットハウジング固定式のラバーマウントが、分離する事で余計な動きを見せる様になります。
マウント劣化により、ダンパー作動時の上下方向の力の入力を受け止められず、サスペンションの剛性が下がった印象を覚える様になります。

ダンパーの新調に合わせて行いたいのが、こちら。
定番商品のリジッドメンバーです。サブフレーム~ボディ間の凝結力を上げる事により、剛性アップを実現。それにより走る・曲がる・止まる 3要素を向上させ、安心かつ楽しいドライビングを可能にします。


今回のルーテシアは、走行距離が少なく、ナックルジョイントのベアリング劣化は見受けられませんでした。
それでもダンパーやアッパーマウントは劣化しているという、距離の少なさ=安心 の概念は当てはまらないところが、車の個体差ゆえの奥ゆかしさですね。

引き続き作業を行います。
Written by Hashimoto

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