ランチア(クライスラー)イプシロンにMCBの取付


イプシロンの上質なインテリアにアバルトステアリングを組み合わせる。
紛れも無く玄人仕様である事が見てとれます。素敵過ぎます。

今回試みるのは、アバルトやフィアット500ではおなじみのモーションコントロールビーム(MCB)を、イプシロンに流用して取付です。
イプシロンをどこまで上質に仕立て上げる事が出来るでしょうか!

既存のキット商品を流用し、イプシロンにフィッティングを行うわけですが、無加工では取り付ける事は出来ません。
細かな所の寸法に違いがあるので、必要に応じて合わせ込んでいきます。

肝心なブラケットが、ホースメント取付部にフィッティング出来た事で、今回の企画に現実味が出たと言っても過言ではありません。

ただし、そのままでは使えず、専用のカラーを製作します。
ブラケットの取付部奥側に合わせたスチールのカラーが寸法調整用という事になります。

ブラケット位置が決まり、続いてはMCB本体のセット位置を合わせていきます。
ホースメントに思いっきり干渉しますので、ここも形状の変更が必要となります。

2重構造になっているため、簡単にはいきませんがそれっぽく仕上がって来ました。

色々と削ったり、カットしたり。必死です。
カット風景とか、本当の苦労のシーンって残せないのですよね。
大汗かいて行っていました。

必死こいて作業を行い、何とかフィッティングの完了です。


削った箇所に色を塗り、クリヤ塗装を施したり、組んでしまえば見えなくなるわけですが、仕上げはきっちりと行っています。

リヤバンパの中にもMCBの仕込みが完了です。

フロントの事を思えば、スムーズに装着出来ました。

さ~どんな感じに仕上がったのか、試運転が楽しみです!
Written by Hashimoto

関連記事