工場通信

ツインエアーのエンジンマウント交換


各部のメンテナンスが進行中のツインエアーは、エンジンマウントの交換もご案内させて頂きました。

振動をウリとしているエンジンですが、マウントサポート関連は最適な状態を維持しなくてはいけません。
エンジン自体が揺れる事と、それを受け止めるマウントが悪くなり揺れるのは大きな違いですからね。

ツインエアーはエンジンマウントの形状が通常のモデルとは異なる事も特徴的です。
ゴムの容量は大きく、かつなるべく下の方で支えるように設計されています。

こちらはトランスミッション側のマウント。
一部にはひび割れも生じていました。

走行距離や経過年数の事を考えると、ツインエアー以外のモデルの方がマウントの寿命は格段に永いです。

装着位置はバッテリの下側です。
この部分から、ミッションを吊り下げる形で、マウントされています。

こちらはエンジン側のマウントです。
やはり特徴的な形をしています。

マウントの劣化具合は、指先で捻るような動かし方をする事で判断出来ます。

グニャグニャとたわんでいる事がよく分かります。

個性的なエンジンですが、その周辺環境をしっかりと維持する事がとても大切で有ると言えますね。
画像を残し忘れていますが、下側のロワマウントの交換も行いました。
これにより、３点全てのマウントを交換した事となります。

Written by Hashimoto

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