ルーテシア3RS 発電機トラブル発生
この暑さが原因とも言える、猛暑続きのトラブルとして「メータの中のバッテリランプが点灯する」ルーテシア3RSがレッカー搬送されました。
バッテリランプの点灯は、バッテリが悪い事のお知らせでは無く、充電回路のトラブルである可能性が高いです。
原因特定の為に、発電機の仕事を確認してみると。
オルタネータの交流波形が出力されていません。バッテリ電圧は12.1V(アイドリング時)。発電器が仕事をしていない事が判明しました。
余談ですが、この部品をご存知でしょうか。
ケーブルがエンジンルームとボディに干渉しないようにする用途で使っているのですが、よくあるS字フックでは無く、スチール材切り出しで、リングで繋がるフックです。
ガレージブランドの製品でして、本来の用途はアウトドアシーンでランタンを吊す物です。
アウトドアギアは以前から色々と集めているのですが、実際の用途は仕事で使うという有様です。
オルタネータの交換にあたっては、フロントバンパーを取り外して行うのが正解。
エアコンコンプレッサも同じくです。
こういう点、とても整備性が良いと思います。
只今、別の作業でメガーヌ3RSを派手に分解していますが、ターボが付くだけでこんなにも整備性が悪化する?というほどに整備性が悪いです。
オルタネータを組替えて、発電状況を確認・仕上げに弱ったかもしれないバッテリを、じっくりとメンテナンスチャージを行い、作業が完了します。
皆様、バッテリと発電機は急に不具合を発します。
暑い季節は両者ともに要注意です。
Written by Hashimoto