パンダクロスの新車点検整備

先日ヘッドライトバルブのLED化を行いましたパンダクロスは購入されて間もない新しい車両という事で、当社が新車販売時に案内させていただく新車の乗り出し前に行う新車点検整備を行いました。

施工内容としては当社での定番整備となるステージ1メンテナンスから行います。

バッテリーターミナルの強化や、アース配線の制作追加など各部の電気の流れを適正化し電気の無駄を無くし、オルタネーターで作られた電気を効率的に使えるようになり、結果としてどんな状況下でも安定した電圧供給が行われることとなり各センサーや電気稼働物が安定した作動をすることにも繋がります。

電圧降下から起こるトラブルの予防やオルタネーターの効率的な作動による負担の軽減により燃費の向上、バッテリーの長寿命化など多くのメリットに繋がる基本メンテナンスとなります。

 

引き続き行う整備は各油脂類の交換です。

エンジンオイルの交換やオイルフィルターの交換に始まり、

 

 

トランスミッションオイルの交換。

パンダクロスは4輪駆動という事でデファレンシャルオイルも交換も行います。

ブレーキフルードの交換と、マニュアルミッション車両ですのでクラッチフルードの交換も行いました。

 

最近のフィアット車では忘れてはいけない水漏れトラブルの予防整備も行います。

サーモススタットの樹脂製ニップルの破損対策としてアルミ製サーモニップルへの交換を行いエンジン冷却水の交換も行いました。

 

その他にもSDLによるサスペンション&ブレーキテスト4輪アライメントの調整や各部の増し締め、下回りの防錆処理などなど各部の点検を行い不具合箇所の無い事を確認出来れば新車整備は完了です。

 

これから乗り出す新車を長く良いコンディションで乗っていただく為の準備としてこのような乗り出し前の新車整備も行っております。

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