フルリフレッシュ 147 塗装作業が進行中!
2月の初旬より連載をスタートした147のレストア企画。約1ヶ月の期間を掛けてボディレストアに出かけていました。
当社で1ヶ月の作業を経て、3月頭より外注先の板金塗装屋さんに依頼すること1ヶ月。
「4月の頭にはこちらに戻る段取りでお願いします!」
というリクエストに応えるべく、優れた計画性・きめ細やかな打ち合わせを積極的に進めて頂き、作業が順調に進みました。
冒頭画像は作業開始前の段階。
紫外線の影響により、各部の塗膜劣化は進行し、イタリアンレッドは見るも無残な状態に様変わりしていました。
剥げたクリヤー塗膜・劣化した塗膜は剥離する必要がある為、状況に応じての下地処理を進めて行きます。
作業担当から連絡があり「ボンネットとフロントフェンダーは過去に交換済みであり、その時の塗装処理がビックリするくらいに悪いです!」と。
メカは得意ですが塗装の事は仕上がりの良否判断が出来る程度で、途中経過の話はサッパリ?な自分です。
聞くところ「新品のブラックのスチールパネルに直で赤色を塗っている」と、驚きの状況との事。
という事が、剥離を進める中で判明し、素地のスチール材に素材ダメージが及んでいる事が分かりました。
ところどころ、クレータ状に穴の様な痕跡が出来ている為、素地を調整・修理するところから始まりました。
ボディ全周の下地処理を進めています。
フロントフェンダーは、全て地金が出る状態まで剥離が進みました。
依頼先は板金担当・塗装担当 それらそれぞれのベテランと若手の作業分担のバランスが優れているという事に、打ち合わせを進める中で気づきました。
基本、打ち合わせは一人の担当者と行うのですが周囲の影ながらの努力を至る所に感じます。
やるべきことをヤル。素晴らしい会社・工場だと改めて思わされます。
状態の酷かったフロントフェンダーが、全体の作業バランスに対して足を引っ張る状態となった為、
先ずはここからスタートラインを合わせるべく、第一段階の下地塗装が始まりました。
仕上がりが楽しみですね~!
Written by Hashimoto