工場通信

パンダ100HP は疲れたロワアームを一新
NEWロワアーム+SessAロワアームブッシュ


車検整備でお預かり中のパンダ100HPです。
コンディションの良い100HPですが、年数経過からくる劣化が見つかりました。

クローズアップしたのは、サスペンションの構成部品「ロワアーム」です。
不具合が見つかったのは、先端のボールジョイントのガタつきです。ダストブーツにひび割れが生じているのも気になります。

ロワアーム先端とナックルの間にバールを入れ、テコで力を掛けることでガタの有無・正常か否かを判断出来ます。

ロワアームのボールジョイントに不具合が生じると、単品部品での組み替えが出来る場合と、出来ない場合とがあります。
パンダやチンクは「出来ない」に属します。

新品への交換を行うのですが、せっかくですのでバージョンアップという引出しを開けました。

パンダ100のロワアームブッシュは、アバルト（スチールルーフ）系のデザインです。
ノーマルでもそこそこ強いブッシュですが、更に良いブッシュへと組み替えのご提案をさせて頂きました。

SessA ロワアームブッシュ です。
部品の位置づけとしては、地味ですが効果は絶大です。

ご理解を頂いているお店からもご注文を頂くことが多いです。


組替え後、アライメント値に変化が生じましたので4輪アライメント作業も行い、仕上げさせて頂きました。

パンダ2 はサイズ・軽さがとてもバランスが良く、名車だと思います。
Written by Hashimoto

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