147はブレーキパーツが驚きの状態に!
フロントサスペンションの組替えを順調に進めていますよ。
アルミパーツは、素地の質感を活かした仕上げが上手く再現出来、組付け前から満足感が高いです。
部品は、清掃の方式次第で化けますね。かつてのトレント洗浄機がそうで有った様に、今はウォータブラストが無くてはならない存在に。
サスペンションは、順調ですので不安がありません。あとは規則正しく組付けるのみ!
問題はフロントブレーキです。
え?何が問題なのかって。
コレですコレです。
こちら、ブレーキパッドの摩材です。。。背板から剥離しておりました。
残量も極めて少ないのですが、まさかの剥離が起きていました。
お客様が乗っているときの出来事で無くて良かったです。
ブレーキパッド・ディスクロータ・ブレーキホースは交換・そしてキャリパのオーバーホールを行います。
スチールのキャリパー表面にこびり付いた汚れは簡単には除去をする事が難しく、今回は清掃・下地処理の後に薄らとステイプットペイントにて仕上げています。
ステイプットは厚塗りすると言うよりは、薄めに塗った方が仕上がりが自然です。ステンレス含有の効果から、金属質を活かした仕上げが可能です。
このステイプットを当サイトにて紹介する様になってから、販売元へ直接のお問い合わせをされる方が増えているようです。
なぜなら、ネットで買えない製品だからです。今時珍しいですよね。そういう点も含めて好きな製品です。
ちなみに、販売元は小売りはしてくれませんのでその点はご了承下さい。
ブレーキパッドは、クランツ・ジガ ディスクロータは純正相当品・ブレーキホースはグッドリッジのステンレスホースです。
「整ってきた。」そう感じる風景です。
フロント廻りの組み付けを仕上げて、車輌の向きを変え、続いてはリヤ廻りの作業を行います。
リヤ廻りはちょっと苦戦しそうです。。なんせ錆が酷い!頑張ります。
Written by Hashimoto