アルファロメオ147 フルリフレッシュの開始です
長期計画作業のスタートです。
ご相談を頂いてから、お預かり~着手までにとても長いお時間を要した147の作業にようやく着手する事が出来ました。
本格的に作業への着手を行う前に、今回の作業において必要となる部品をあらかじめ手配しました。
ここに並べた物が全てではありませんが、大半の部品は整列済です。
エンジン・クラッチ・足廻り・ブレーキ廻り・電装関係などなど、フルに手掛けていきます。
サスペンションは、147が新車販売をしていた当時に、当社とアルファロメオ岐阜とのタッグを組んでコンプリートカーを製作していた頃に企画・セッティングを煮詰めた特注セッティングのビルシュタインを、現代に再現し用意しました。
その頃の限定車を 147ペルソナーレ と名付けていたのですが、昨年からアバルト岐阜さんとのコラボによる 「アバルト 595 ペルソナーレ」のデビューによりそのネーミングが復活しています。
アバルト595ペルソナーレの詳細は カーくるさんの取材で詳細をご紹介頂いています。
シフトフィーリングがとても悪くなっていました。ワイヤを含め、コントロールレバー本体も新調します。
前後ブレーキパッドはとても危険なレベルにまで消耗しています。低ダストパッドを用いてリフレッシュします。
各部の組付け仕上げにはリジカラを装着し、車輌完成度を高めます。
塗装は傷みが激しく、機械部分の整備後に全塗装を予定しています。
長期戦が確定の作業ですが、集中できる時間を取れるようにある程度の環境を整えました。段取り良く進めていきたいと思います。
Written by Hashimoto