クリオ RB7 はリフレッシュメンテナンスの開始
クリオ3RSの限定モデル RB7 は、各部のメンテナンスにてお預かりさせて頂いています。
作業の流れを考え、前回りの一斉分解を開始します。
今回は、ステージ1メンテナンス~ステージ3メンテナンスを軸とし、タイミングベルト・サスペンションの不具合箇所改善・ヘッドライトバルブのLEDコンバージョンなどを進めています。
RB7はシャーシカップですので、ブレンボキャリパーのカラーは赤色です。
シャーシカップの乗り味は、シャシスポールよりも締まりがあり、ハードな印象です。上手にセッティングされている純正サスペンションだと思います。
よくある事例ですが、ナックルの下側のジョイントを組替えます。
この部分が交換対象になるルーテシアは多く、距離を走れば殆どの車が必要となる整備箇所だと思います。
この部分を支点に、ナックルは左右に動く事になります。ナックルのジョイント内部はベアリングが組み込まれているので回転運動を行います。
ベアリングの潤滑グリスが、重力で下がり油切れを起こし易い事が劣化の原因でしょうか。
リジッドメンバーの装着も行い、ノーマルサスペンションの性能を堪能出来る仕上がりを目指します。
リジッドカラーが既に装着済でした。リジッドメンバーと組み合わせる事で相乗効果を発揮します。
リジッドカラーは、潰れ具合によっては交換が必要です。今回は再使用が可能な状態でした。
まずは分解を進めながら、タイミングベルトの交換に移りたいと思います。
Written by Hashimoto