フィアット パンダ 169 12か月点検とあわせてタイミングベルト交換
フィアットパンダは12か月点検でお預かりです。
過去の整備履歴を確認していくとタイミングベルトの交換時期を迎えており交換させていただきます。
各部を分解し見えてきたベルトを見てみてビックリ、劣化が進みヒビヒビになっています。
今回交換しなかったらと思うとゾッとする状況です。
走行距離に限らず使用年数などもしっかり加味して早めに交換していく大事さを感じます。
タイミングベルト交換時に同時交換するウォーターポンプはガスケットを使っておらず液体ガスケットを使用して組付ける為、ウォーターポンプを外すと古いガスケットがびっしりと残ります。
水漏れを起こさない為にもしっかり取り除きキレイにしてから組付けます。
タイミングベルトの交換が終わればクーラントチェンジャーを使い冷却水の交換を行えばタイミングベルトの交換は完了です。
エンジンオイルやトランスミッションオイルなどの油脂類の交換とあわせて、最近お預かりのデュアロジック車両では定番となっているデュアロジックオイルの交換も行いました。
テスターを使いデュアロジックコントロールシステムの調整を行うと、作業前にはギクシャクしていたクラッチワークがかなり改善しスムーズに発進できるようになりました。
その他各部の点検を行い問題個所の無い事を確認すれば12か月点検完了です。
これからも永く大事に乗ってあげてください。ありがとうございました。