ツインエアー500はエンジン降ろしからスタート
新車の頃から愛され続けてきたツインエアーは、走行距離を重ねエンジン本体のメンテナンスの時期を迎えました。今回は、大掛かりな作業を一度に施工するため、エンジン&トランスミッションを降ろしての作業を行う流れとなります。
先ずは液体とガスを抜き取るためにクーラント回収機と、ACS機による下準備作業から。
工場最奥でリフトに上がっている車がなかなかマニアックです。BXでは無いですよ。
液体関係の回収が終われば、フロントセクションを分解し全貌を明らかにします。既に何の車なのかが判別不能になっています。
ひたすらの分解を進めて、エンジン&トランスミッションを降ろしました。上手に造られているため、アッセンブリーの取り外しは昔のことを思うとスムーズに作業を進める事が出来ます。
車の進歩は、こういう作業を行うと改めて進化したな~と思わされます。
例えば配線。ワイヤーハーネスと呼びますが車の電気配線の作り方の効率はとても良くなっています。昔は、このコネクタはどこと接続されていたとか、覚えるために写真を撮ったりメモしたり。。配管類も同じくです。全てを車輌側から切り離す必要があったのですが最近では集中コネクタと、メインのケーブルを切り離すだけでOKになっています。素晴らしい進化だと思います。
その後、エンジンとトランスミッションを分離させて、エンジンスタンドにエンジン本体を設置します。
工場最奥の車が怪しいですね~。
ひとまずここまでで本日は終了!
引き続き作業を進めます。
Written by Hashimoto