188プントHGTはステアリング機構の修理
タイロッド・タイロッドエンドの交換です


スタック製タコメータを取り付けたプントHGTは、試運転の際にステアリングフィーリングに違和感を感じました。
リフトアップし、不具合箇所を点検するとステアリング機構に問題が発生である事が判明。

ステアリング・ギヤボックスの末端に装着されている「タイロッド」という部品にガタが発生していました。
ここ最近ではクリオ3RSにて同様の作業を行うことが多いです。
クリオ3RSの場合は、純正部品としての不具合箇所のみを交換する部品供給があるのですが、コチラのプントの場合はリペアパーツは供給されず、ステアリングラック本体としての部品設定なのですね。本体の供給は終了している為、注文することは不可能です。

そこで、冒頭画像の様に欲しいリペアパーツのみを、独自ルートで入手しました。
悪くなっていたのは、この部分です。普段はステアリング・ラックブーツが被さっている為に直視は出来ません。
ボールジョイントですので、金属及び内部の樹脂摩耗によりガタツキが発生します。

この際ですので、タイロッドエンドもラックブーツも同時に3点セットにて交換しました。
今回交換したのは右側ですが、間もなく左側も同様の事が起きる事を想定し、左右セットにて部品を調達しています。未使用の1セットはお客様にスペアパーツとして保管して頂こうと思います。

年数を経過した車であっても、自社管理をお任せ頂いているお客様のお車に限っては、最善を尽くして状態維持管理をさせて頂いています。
Written by Hashimoto

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