パルス式ヘッドライトを正常点灯させる賢い方法
PWMライトなんて怖くない


最近は多いですよね。パルス式電源のPWMヘッドライトの車。イタリア車もフランス車も気付けば回りにはPWMだらけな世の中に。。

HIDライトコンバージョンが主流だったころには、装着したら不点灯に嘆く方が多かったです。
最近はLEDコンバージョンが増え、HIDの様にトラブルに繋がる不安要素は少なくなってきた様に思えます。

LEDヘッドライトコンバージョンの際も、電源供給についてはきちんとした対策をする必要があります。

対策は簡単です。パルス電源を安定電源に変えればOKです。
MSA・V-UP16・レデューサ そして、SessA LED Plus です。
配線が多いので、結線は慣れが必要ですがこれさえあれば無敵です。

様々なパーツ取付を行いながら、今回のヘッドライト問題も同時に解決します。
ひっそり、潜むように取り付けます。

LEDライトは、後部の放熱が重要です。
なるべくスペースを確保すべく、色々なサイズのエンドカバーがアフターで出回っています。今回は70ミリのカバーを装着しました。

今回のお車はパンダ3です。
お預かりした際に気になっていましたが、LEDライトバルブが装着されていました。
調べたところ、PWM制御でしたので今回の作業をご案内させていただいた次第です。
カーショップなどでもPWMへの認識はまだまだ甘いようです。知らずに装着している方、できれば正常点灯させましょう。
今回のバルブは、消費電力が20~25ワットでしたので、中級クラスのバルブであると言えます。
ヒートシンクが熱を持つ明るいバルブは大体35W程です。これは公表しているメーカーとしていないメーカーがありますので、バルブによって明るさが異なるのは消費電力の違いです。

一通りの処理が完了すれば、先ほどまではパルス式であった供給電源が、通常の供給にコンバージョンされています。
青色表記は電圧
赤色表記は電流


光軸調整が整っておらず、バルブとリフレクタの相性が悪いのかな?とも思いましたが。。
左右方向・上下方向を入念に合わせ綺麗な光軸に整える事が出来ました。

おそらく明るさも今まで以上に良い結果が出ている事だと思います。

簡単に測定可能な光度計が欲しいと思う今日この頃です。
Written by Hashimoto

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