当社のDS3にスフェリカルアッパーを組み付け。テスト始めました。
皆さん、お待ちかねのスフェリカルアッパー装着車輌が決まりました☆
装着車輌は、当社の中古車でもある DS3スポーツシック です。
この車輌、中古車なのですが、いつのまにか…。デモカーみたいになっています。
クイックシフトの際も、テスト車輌になっています。
スフェリカルアッパーについては、ノーマルストラットに合わせた設計を今回の車輌で行います。
今後は、クイックシフトの体感も、スフェリカルアッパーの体感もこのDS3 の1台で可能となります。
ワイパー直下のカウルパネルの網の中に、装着します。
この部分は、雨水が振り込む場所ですから、ナットが錆て固着している車も珍しくありません。
装着後は、スフェリカルベアリングを保護する意味でも防水対策を考えたいです。
現代のプジョー・シトロエンのストラット、従来と固定方法は同じですが、若干の形状違いにより
非常に分解し辛くなっています。
今回はストラット取り外し時に必要となる、ハブキャリアを広げる為のツールも制作しました。
制作にご協力を頂いたのはマエカワエンジニアリングさんです。
物凄く具合が良いので、作業が非常にスムーズに行えます。
ストラットを取り外し、アッパーマウントを分解します。
右画像は、ノーマルマウントの構造物です。
取り外したこれらのパーツは、使用しません。
スフェリカルアッパーの重要構造物を組み付け、アルミ土台及び、ネジ部にカッパーペーストを塗ります。
非常に重要な作業工程の1つです。
金属とアルミの勘合部である為、馴染みの補助や電蝕防止の意味があります。
また、センターロック式のネジ部と(ボルト&ナット)にもしっかりと塗布します。
塗布しなければカジリます。
やはりかっこよすぎます。
ブラックアルマイトに、レーザー刻印で文字が消える事はありません。
ここには、締め付けトルクと、グリス塗布の注意書きなどが描かれています。
実装着を終えましたので、これから試運転を続け、改善点などを拾い出し、商品完成となります。
ノーマルストラットタイプは、先日の車高調整タイプと異なり、若干の修正が必要になりそうです。