作業後の仕上げに各部の点検・検査を行っています


お預かり~一連の作業を終え、お客様への納車の前に今回の施工箇所の点検・今回の整備での仕上がりの確認・今後の課題点などを完成検査として行っています。
これらは全車に施工している内容です。
画像にあるヘッドライトの光軸点検・調整は、この際に行う事が多いです。

クーリングファンが、エンジンルーム側に取り付けられている車輌の場合は、ファンモータの取付スクリュの増し締めを行う事も重要項目です。ファンモータ本体は、樹脂製のファンシェラウドに対してラバー台座を介してマウントされている事が多い為、ラバー素材の肉痩せと共にナットには緩みが生じてきます。

こちらは近いうちの課題点ですね~。初回点検からお伝えはしていますが、履いていらっしゃるタイヤは「2013年製造」8年前ですね。ひび割れも多く、タイヤのゴム本体の柔軟性が損なわれている事もあり、おそらくこの先はもう減らないと思います。
減らないならエコ?いやいや違いますよ~。今年中に交換のご依頼をお待ちしています。
このタイヤを交換したら、クルマはもっと良くなるはず。そこに期待が高まります。

ビシッと洗浄&防錆の行き届いたアンダーフロアです。ここはお客様は見えない箇所。きっちりと綺麗に仕上げています。

年数を経ても、エンジンルームと下廻り&タイヤハウスが綺麗だと、経年を感じず気持ち良く維持管理が出来ます。
更には、何かしらの液体が漏れても直ぐに分かるという事ももれなく付いてきます。漏れるのは嬉しくは無いですけどね。万が一の時の話です。

車輌診断機とも通信を行い、搭載されるそれぞれのECUと通信し情報を読み出します。メンテナンス時期のリセットはこの際に行います。


ステージ3メンテナンスと、基本整備のステージ1メンテナンスを中心に劣化箇所の整備と予防整備を施工させて頂きました。

ツインエアーにはステージ3メンテナンスが良い仕事をします。
エンジンに色々な補正が掛る為、知らぬ間にパワーダウンしている事はよくある話。バルブ開閉機構に制御がかかりエンジンが沢山の空気を吸い込めなくなる事が多いです。そうするとそれに見合った燃料噴射量に補正されますので、結果的な空燃費は変わりませんが出力は低下します。

作業後は、スカッと回る気持ちの良いエンジンに仕上がりました。自信を持ってお返し出来る状態に仕上がっています。
Written by Hashimoto

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