FIAT500ライトバルブ変更
ライトコントロールにトラブル発覚
発色が良く赤色が綺麗なFIAT500Cは、HIDヘッドライトをLEDバルブへのご依頼です。
車両よりヘッドライトを外しHIDバルブをLEDコンバートKITを使用して光源タイプの変更となります。
組み付け完了ライトの点灯確認を行います。光のキレが良く遠くまで照射が出来そうです。
早速ライトの光軸調整を行う為、ECUテスターにてライトの基本調整を行います。しかしテスターによる調整が車両に不具合が有る様で完了出来ません。
テスターにてセンサー数値の実測値を測定、大きく基準値から外れています。
リフトアップして車両下廻りを確認して原因発覚です。車両のフロント・リヤにライトのハイトコントロールセンサーが装着されていますが、フロントは、リンクが反対向きに振られた状態、リヤは樹脂のセンサーリンクが割れています。
以前に社外サスペションの変更作業が行われており、その際にハイトコントロールに無理が掛かったのが原因だと考えられます。サスペション交換など足廻りを分解しアーム類をフリーにする際には、コントロールリンクを事前に外しての作業が安全ですね。
全てを復帰させ本来のライトコントロールを取り戻しました。LEDの明るさを本来の光軸にてご使用頂けます。