FIAT500ツインエアー スフェリカルアッパーやメンテナンスのご依頼
500Sツインエアーのお客様よりご依頼を頂きました。
少し遠方よりご来店いただき、1週間のお預り期間での作業です。
今回は、スフェリカルアッパー N-1に加えてステージ1メンテナンス・エンジンオイル・トランスミッションオイル・
クーラント交換と合わせて アルミ・サーモケース・ユニオンのご依頼を頂いています。
当車輌のオーナー様、まだお若いはずなのですが、車への熱意が伝わる仕様となっています。
泣く子も黙る ダブルRECARO!私よりも世代が上の方々の頃はシート交換=2脚 が定番なのですが
しっかりとツボ抑えています。
ツインエアーの定番チューニング レデューサ・V-UP16・MSA ビシッと3種の神器が備わっています。
本当に体感できるアイテムばかりですので未体験の方は是非!
試着もできます。ご試着のご相談はお気軽にどうぞ。すぐ体感できます!
スフェリカルアッパーを組み付ける前の、ノーマルマウント部の遊びをチェックしています。
左:足が地面から離れている時(浮いている時)
右:足が地面に接地している時(着地している時)
こんなにも動く(遊ぶ)ものなのです。こういう現実を知ると交換したくなりますよね。
ストラットを取り外し、スプリングを外します。
ノーマルのアッパースプリングシートの上に専用カラーを組みつけ、その上にスフェリカルアッパーが
装着されます。
その後、ボディ側にボルトで固定しスフェリカルアッパーwithストラットの完成となります。
ハードアイテムと警戒している方が多いですが、乗るといたって自然です。
むしろ、純正のパカパカと遊ぶアッパーが、これまでここまで乗り味に悪影響を及ぼしていたのか...と
納得するシャキッとしたフィーリングに様変わりします。
代車のパンダをスフェリカルアッパー体験車輌として、活躍中ですので、気になる方はご試乗下さい。
え?こんな素っぽいパンダが?しかもスタッドレスなのに?
そんな素パンダですが、頂くコメントは共通です。
コーナリングの気持ちよさって車高下げなくても実現可能なのね!
見た目とは裏腹に楽しい足回りだね!
と嬉しいコメントを頂いています。
こちらは、サーモスタトユニオンの交換作業です。
この部品、なぜ交換するかというと、プラスチック劣化による破損~水漏れが多発しているからです。
早めの交換をおすすめしています。
作業後のアライメント作業では、リヤ側数値の左右差が酷い事が分かりました。
おそらく新車時からのものだと思いますが、補正が出来て安心しました。
1点を理想的な数値に調整を進めようとする中で、他1点が理想とは逆方向へ向く場合、足回りの
曲がりなどが想像できます。
帰りの高速道路での安定感を実感していただけると確信するデータが残せました。