307ccに秘蔵のアイテムをインストール
クラッチトラブルに見舞われた307ccスポールの作業です。
趣味性の強い307ccの中でも最もコアな存在となるのが、今回の施工車輌スポールであります。電動ルーフによるオープンボディを楽しめ、なおかつマニュアルミッション左ハンドルという完全なる趣味車ですね。
搭載されるエンジンは、206RCの血統を継ぐプジョースポールチューンの特別なエンジンですので自然吸気エンジンの楽しさを堪能できる仕様です。
今回は、クラッチトラブルを機に一層の楽しさを追加します。
組付けるのは、当社のオリジナル商品「ライトウェイトフライホイールKIT」です。永年作り続けてきた商品ですが、今回の組付けを最後に商品ラインナップの幕を降ろします。
当社ストックのラスト1台分を、今回の307ccに組付けます。
取り外したクラッチ及びフライホイールは損傷が酷かったです。ディスクは激しく消耗し、金属表面には焼きが入っていました。
純正のフライホイール重量:6.3キロ
軽量フライホイール重量:4.1キロ
わずか2キロ程度の重量差ですが、この差が絶妙で2リッターNAの伸びやかな回転上昇を更に気持ちの良いフィーリングへと変化させることが可能です。
各部の組替えを進め、トランスミッション本体を洗浄し、この後は車輌側へと搭載作業を行います。
仕上がりが楽しみです。
サスペンション関連の消耗品の組替えも同時進行で進めてまいります。
Written by Hashimoto