工場通信

アルファ・ミト・イモラ 18万KM
ブレーキ整備も抜かりなく


連日作業進行中のイモラちゃんは、ブレーキ関連にも問題を幾つか抱えていました。

まず、極限まで使い切ったブレーキパッドは問答無用にて取替え決定です。装着するのは、上の画像のSessA プラス　ブレーキパッドです。ブレーキパッドは摩材の限界まで使うのでは無く、2/3位を使ったら交換しましょう。そうしないと、ブレーキキャリパーのピストンが吐出し過ぎてキャリパーに負担が及びます。

リヤブレーキパッドの交換を行う為にキャリパーピストンを戻すのですが、中にはスムーズに入って行かずピストンシールの交換を行うことに。ブレーキキャリパの構造上、ピストンシールの硬化や、ピストンの吐出が過ぎたりするとピストンの戻りが悪くなります。無理にピストンを戻そうとすると、ピストンシールを傷付け、フルードが漏れる。。という事になりかねません。


歪みのでていたブレーキディスクは交換し、キャリパーの清掃・必要箇所への潤滑を行いブレーキ関連作業も完了です。
上質なサスペンションに、新しいブレーキシステムが装着された事により完成度を高めていきます。

引き続き作業を行います。
Written by Hashimoto

関連記事

工場通信　トップへ戻る