124スパイダーにV-UP16の取付
イグニッションチューニングの定番品 V-UP16
124スパイダーはMCBの取付を行う最中に、V-UP16の取付を行いました。今回もお客様からのリクエストを頂きました。これまで点火系チューニングの効果に、そこまで大きな違いを感じる事が無く「なんとなく良くなったかな?」という印象をお持ちであった様です。「V-UP16」は期待を裏切らない効果を感じて頂けるはず。
FFレイアウトに慣れた体にはFRレイアウトが若干辛く感じます。配線の加工箇所がエンジンルームの中央の為、どの角度から手を伸ばしてもそこそこ遠いのですよね。
車輌中央のワイヤハーネスを解き、必要箇所にそれぞれ結線を行います。オレンジ色はV-UP16から出力される配線です。この配線に16ボルトが流れることになります。
イグニッション系統の1次側の電源線に接続・昇圧する事で、純正コイルのままであってもそれ以上の仕事を実現します。コイルやプラグの寿命短縮を心配される方もいらっしゃいますが、これまでの装着実績の中で、装着したからコイルが早期に壊れてしまった。。。や、プラグが極単に減る。。なんて事は御座いません。いずれにせよ双方の部品は消耗品ですから、適正管理を行えば問題はありません。そもそも、この手のパーツにご興味をお持ちの方は、メンテナンス意識が高い方が殆どですから、適正交換時期についても意識が同様にある場合が多いです。
本体は、アルミステーを介してバルクヘッドナット固定です。バルクヘッド側からボルトが生えていますので、そのボルトを使用します。
昔から124への取付の際は、この場所が定番でした。作業性も損なわずスマートなのですが、MCBを取り付ける際に一度外す必要があるのですよね。MCBを固定するブラケットは、バルクヘッドに締め付けるのですが、取付箇所の1つがV-UPやMSAを取り付ける際に使用する箇所なのです。
お客様からのご感想が楽しみな結果を残せました。
Written by Hashimoto