106S16 GF-S2S 転勤前一斉整備の開始
発電機 オルタネータの交換
新車から未交換そして走行距離は14万キロ、何が起きてもおかしくないのが「発電機」です。オルタネータとも言います。旧い方ならダイナモでしょうか。一昔前は、レギュレタとレクティファイアを交換し、簡易的に延命したものです。最近は細かな機能部品が入手不可であったり、高額であったり、ベアリングは交換不可能であったり、と色々な理由から本体まるごと交換となる事が多いです。むしろその方が安価というのが悲しいです。106の発電機も例に漏れず、本体交換がベストと判断しています。
前期・後期 でオルタネータに種類が有ります。今回の仕様は後期です。B+端子の位置に違いがあります。
見晴らし最高なこの状態で交換できるのは非常にありがたい!106のオルタネータは、ラジエタが装着された状態の場合は作業性が非常に悪いです。
エキゾーストマニホールドに、オルタネータと配線の位置関係が近いですので、耐熱処理も行って組付けます。
その後は、ラジエタを交換し、クーラーコンデンサと電動ファンユニットを組付け、コアサポート廻りの組付けを行います。前回り一式を分解した後に、細部を洗浄していますので見た目にも非常に美しく仕上がっています。
おそらく日本で最も寒い地域に引っ越しをされますので、組付け段階で防錆処理を細部に施します。(本土の概念が通用するとは思えませんが。。)
新しい居住地で、元気に・安心して走り回れる様に期待を込めて整備を行います。
Written by Hashimoto