ルーテシア3RS RF4C メンテナンス作業の開始
クーリングファンの緩みまたしても!


ご新規様のルーテシア3RS  RF4C は、基本整備と消耗品交換を含めたプランにて、メンテナンス作業を開始しました。
ご新規様来店率の非常に高いのが、ルーテシア3RSです。この辺りでは見る事の少ないナンバープレートの車が続々と入庫しています。当社の得意とする診断力と整備が、バランスよく効く事が理由だと思っています。

お若い方から、落ち着いた年齢層の方まで幅広いユーザー層がお乗りのルーテシア3RSには、今後の可能性を豊富に秘めていそうです。

当社の整備の基本でもあるステージ1メンテナンスや、ステージ3メンテナンスを中心に、今回の整備内容を組み立てました。まずはステージ3メンテナンスの、カーボンクリーニング作業から始めています。


専用のクリーニング液を用いて、エンジンを始動する事数十分。じっくりと燃焼室内の固着汚れを軟化させる事に効果のある作業です。
ポート噴射式にも、筒内噴射式にも効果のあるクリーニング作業は、車種を選ばず定評のある作業です。

作業前の点検で気になったのが、クーリングファンに生じていた「インペラのがたつき」です。かなりのガタがありましたので、ファンモータ本体の交換を予定していました。お見積りの内容は交換として承諾を頂いていますが、実際のところ以前の様な緩みが原因であった場合は、増し締め・緩み止め作業で対処が可能になる為、その分の作業に関して費用を抑える事が出来ます。

外したファン本体ですが、センターの逆ねじスクリューに緩みが出ていることが分かりました。
ロックタイトが効いているスクリュですので、外れきる事はありませんが、今回の場合そのねじロックの効きが弱く、スクリュを外すことが出来ました。

緩み止めを塗布し、組み付けを行います。

せっかくですので、ファンレジスタは交換しておきます。


ファンモータ外周の固定部の増し締めも行い、組み付けを行います。

ルーテシア3RSでは、当症例が多く、今後の要注意ポイントと捉えて各車の点検を進めています。
引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

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