FIAT/ABARTH 500 ヘッドライトLEDコンバート
HID装着車用
ディスチャージヘッドライト(HIDライト)をLEDにコンバートする商品の検証を行っております。D1SのHIDバルブ装着車の機能をそのまま、LEDバルブに変更を行う商品です。FIAT・ABARTH500のHIDライト装着車両に使用できます。プロジェクターライトにLEDバルブを起用した場合、LEDの素子や装着位置によっては、明るさが大きく劣る場合が考えられます。今回の検証商品は、その点をクリアされ高品質・高機能な商品だそうです。
百聞は一見にしかず、そうそうにデモカーに装着様々な測定を行いました。
LED本体の熱を逃がす冷却装置は、他製品と比べてアルミ材のフィン容積をコンパクトながら多く効率よく冷却しそうです。
既存のHIDバルブをLEDバルブへの交換は、フロントバンパーを外しライトを単体とします。
HIDバルブに接続されていた配線カプラーをLEDコンバーターに接続、オールインワンにてライト内での組み換えで作業は完了です。
6500ケルビンの色目は、純正HIDより白く発光して、すでにLED化してあるスモールランプと良いコンビネーションです。
ヘッドライトテスターでの明るさは、HIDキセノンバルブが上回っていますが、遠くまでの照射はLEDの強みです。
左ヘッドライトは、純正HIDの灯火、右ヘッドライトをLEDに変更して違いを確認しております。見た目の違いがお分かりでしょうか。
続いて、消費電力を比べてみました。電流、最大値は、エンジンを掛けず、イグニッションスイッチをオンの状態、8.4アンペア
イグニッションスイッチをオンの状態にて純正HID左右の灯火、最大値 21.5アンペアです。
左右ライトをLEDコンバージョン後の測定、最大値 15.6アンペアです。イグニッションスイッチをオンの状態の8.4アンペアをそれぞれ加味して6割以下の消費電力となりました。
最後は、発熱量の違いも確認してみました。
ヘッドライト表面温度で2割ほどLEDの温度は低く抑えられております。ライト表面のクリアにやさしいです。
商品は、大変良い物かと思いますが、自信を持って皆さまにご案内出来る様、しばらく夜間走行を続けます。