異国車にMSAの取付
TOYOTA MXPA10 軽快感を堪能出来る良い車です


先日にV-UP16の取付をさせて頂いた ヤリス (5BA-MXPA10) です。お客様は V-UP16 の効果に大きく満足を頂け、続いては MSA の取付ご依頼です。
エンジンは M15A (1500cc 6速マニュアルです) が搭載されていまして、はじめのイメージは「あ~日本車だからこういう感じよね」と残念な納得をせざるを得ない印象でした。
その印象がV-UP16の取付により激変しまして。この変化には自分も驚きです。「おっ!何か凄く良くなった!」と素直に感じられる変化が出ました。その流れでのMSAとなります。期待が高まります。

取付車としては、不慣れなクルマとなりますので、点火信号線の絞り込みは重要です。信号線の特定が出来れば結線作業は同じです。
異なるのは、コイルを起動するイグナイタがECU側に内蔵されているのか、コイル内に内蔵されているのかです。
欧州車の多くは、ECUにイグナイタが内蔵されており、国産車の多くはコイルにイグナイタが内蔵されています。今回のヤリスもイグナイタ内蔵コイルでした。
イグナイタがコイルに内蔵されている場合、結線作業が倍数必要になりますので、3気筒と言えども信号線6本と電源・アースの合計8本をつなぎ合わせます。狭い場所での結線ですので、ハンダ結線技が試される作業です。右手にハンダゴテ、左手にハンダと配線を持ちながら上手く流し込む作業は、おかげさまで器用に操ることが出来る様になりました。V-UP16を取り扱っていなければ、こんな作業に慣れる機会は無かったと思います。

青色波形は、MSAによる点火回数増加の波形です。赤色は、ノーマルのシングルスパークとなります。点火回数を増やし、未燃焼ガスを減らし、一層効率的にエンジンを回します。

取付後のお客様のコメントでは「今まで6速ギヤを使う気にはならなかったのに、6速ギヤも使える位に力が出てる!」と言って頂けました。
面白いのは、V-UP16取付前はスロットルコントローラを使用していたのに対して、取付後はスロットルコントローラの使用を辞めたという事です。理想的な結果です。私たちのご提案する内容が、ストライクにご共感頂けている様で嬉しく思います。

ヤリスの車両重量を確認したところ「1010キロ」でした。惜しい!あと少しで1トン切りですね。これはフィアット500と同じスペックです。
次の施工事項についても企画しておきます。

Written by Hashimoto

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