工場通信

MCB取付の際のちょっとしたテクニック


モーションコントロールビームの取付時、稀に起きるこんな事。その際の対処方法をお知らせいたします。

センターＭＣＢ 取付時に、車輌側の寸法の違いでＭＣＢの取り付け穴の位置が合わない。。

ＭＣＢ本体の取付時には、無理の無い自然な取付状態を心掛ける必要が有ります。上の画像の状態では、ボルトが入らず取り付けることができません。
この様な事態に遭遇したときは、ＭＣＢ本体の長さを微調整する事が可能なのです。

黒色の樹脂製カバーをスライドすると、中にはロックナットが存在します。ナットを緩めて、自然な取付状態を実現する長さまでＭＣＢの寸法を合わせます。

寸法調整が終われば、元通りカバーをかぶせて各部を増し締めします。

沢山のＭＣＢを装着させて頂いた事で、取り付ける車の仕様によってのＭＣＢの効果の違いや、今回の様な車体側個体差による取付時の問題も含めて様々なデータを蓄積しています。
総じて言えるのは、ＭＣＢにストレスの無い状態で組み付けを終える事です。ですから、１Ｇ状態での最終増し締めは非常に重要な項目とも言えます。

ＭＣＢによる車の変化をお楽しみ下さい。

Written by Hashimoto

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