ビポストタイプエアクリーナの取付
BMC OTA取付の新定番


お問い合わせの多いオリジナルパーツ「ビポストタイプ BMCエアクリーナ」の取付ご依頼を頂きました。当製品は通販対象外の製品ですので、購入~取付に関しては当社限定とさせていただいています。( PCやスマートフォンで、簡単便利に商品が購入出来る現代ですが、当社は通販には力を入れていないというスタンスをご理解下さい。)

ビポストタイプ・エアクリーナを取り付けるとエンジンの回転上昇に対するピックアップが良くなり、鋭い加速感を味わえることが魅力なのですが、他にもメリットはあります。
アバルトのエンジンルームは、タービンによる熱害があります。その理由の一つは、狭いエンジンルーム・放熱性の悪い空間です。純正エアクリーナケースは、エンジンカバーを兼ねてエンジンの真上に設置されています。それにより、熱の逃げ場が無くなり熱気を帯びやすい設計となっています。エアクリーナボックスの下にはイグニッションコイル(独立型が4本)も備わりますので、コイルの熱害も出来れば避けたいところです。
純正エアクリーナケースを取り外し、ビポストタイプに置き換える事で、エアクリーナとしてスペースを占める面積が小さくなり、格段に放熱性が向上します。すっきりとしたエンジンルームになる事で、整備性も向上します。これはメカニックにとっては結構嬉しい事でして、ただただ性能向上をするだけでは無いという要素も同時に兼ね備えています。

エンジンルームの雰囲気は大きく変わります。カーボンボックスによる遮熱効果も期待できるので、エンジンにとっては良い環境作りです。

吸気音こそは控え目ですが、吸入空気効率は非常に良くなります。←「ここ大事なポイントです。」派手な吸気音は一瞬嬉しいのですが、長く乗ると飽きがきます。静かに乗りたい時もありますもんね。そういう意味でもBMCのクリーナボックスシリーズ OTAやCDAは非常にジェントルなボックスとも言えます。

ワンランク上の吸気効果をお楽しみ下さい。

Written by Hashimoto

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