DS3&4や208・308・RCZ 各車に対応クイックシフト完成間近!
またまたニューアイテムの登場です。
今回は、プジョー&シトロエンの方に向けた 1.6THP用 クイックシフトです。
プジョー106の全盛期時代、クイックシフトという存在は非常に大きく、106をはじめとし
あらゆるマニュアルミッション車用のクイックシフトキットがリリースされていましたね。
最近では、マニュアルトランスミッション車の減少傾向の影響からか、車遊びの王道でもあった
クイックシフトは少数派なパーツとなり残念です。
そんな風潮を打開すべく企画~完成まで時間こそかかってしまったものの、ようやくお披露目できるようになりました!
フィッティング車輌はシトロエンDS3スポーツシックです。
バッテリの下あたりに、シフターが付いています。
組み替えには、コントローラ本体を外した方が良さそうです。
手前2個は、クイックシフター 奥はノーマルフシフター
アルミ削り出しで重量調整の為、先端部にスチール材を組み込んでいます。
今回の製品のポイントは、クイックレベルを2箇所から選べるという事。
ノーマル比 10%ショートの場所と、25%ショートの場所を設けました。
選べるっていうのは素晴らしいのです。
大抵の場合は、25%で組み付けると予想していますが、10%も玄人好みなストロークです。
まずは、25%ショートストロークポジションで組み付けます。
アルミ本体にピボットをねじ込み、締め付けた後に裏側からナットで更に固定する事で、抜け落ちるといった
トラブルも回避できます。
シフトレバー側で前後のフルストロークがどの程度の長さなのかを測ってみました。
ノーマルはシフトレバーの端~端で測定し(遊び分まで含めて)175mmです。
結構長いのです。
そして、クイックシフター装着後は、145mmになりました。
参考にしたのは、ルーテシア3RSのストロークです。
DS3に乗った後に、ルーテシアRSに乗ると純正ながら丁度良いストロークを実現しています。
あまりに短すぎてもフィーリングの悪化を招きますので、この「丁度良い」が難しいのです。
ちなみに、10%ショートポジションの場合は、ストロークが155mmとなります。
ニュートラルポジションは、若干手前にきますので、シートポジションがうまくとれない...という
輸入車にありがちな「手と足の長い人向け」な設計に対して、日本人向きの設計に変更するという意味でも
面白い企画だと思います。
これより、最終的な微調整などを行い、製品化となります。
対照車種は、1.6THP 6速マニュアル全車です。
(5速マニュアルの207シリーズには装着ができません)
コクッコクッと手首で決まるスポーツテイスト溢れるシフトワークは、ドライビングの楽しさを確実に盛り上げます!
お楽しみに!