ルーテシア3RS用MCSの開発に着手
ルノースポールニュース


突然立ち上がった企画です。
ルノー ルーテシア 3RS に絶大な効果を果たす「MCS」の開発を行っています。
MCS???と、喰らいついて頂いた方へ。「MCB」ではありませんので。「MCS」です。
MCS=マスター・シリンダー・ストッパーです。

何をするものかと言いますと、ブレーキ操作に合わせて取付鉄板部の強度不足の影響で、ハードブレーキ時にはマスターシリンダ及びマスターバックが、取付部の鉄板ごと動いてしまいます。この余分な動きを、外部に取り付けたストッパーにより動きを抑え込む事でブレーキペダルのタッチを向上させる事が可能です。

昔から色々な車には設定されていて、スポーツライクな性格の車では需要の高い製品です。

では、どの程度動くかといいますと。

お分かりいただけますよね。室内で弊社スタッフ木下がブレーキを踏んでいます。その操作の度にリザーブタンクが生き物の様に「ぐい~」と動いていますよね。この動きが、ブレーキペダルの踏みしろの遊びに繋がります。なので、想像よりも深くペダルが入り込む様な感覚を覚えます。

そこで試作品のMCSを装着し、同じようにブレーキ操作を行ってみました。

分かります?殆どと言って良い位、動いていませんよね。この差はペダルタッチに直結します。

試し乗りをしてみると、これが「めっちゃくちゃ良い!」の一言です。ブレーキの操作に余計な動きによる力の逃げ場が無くなる為、ともてコントロール性が良く、なおかつブレーキが良く効きます。ステンレスホースと併用する事で、確実・安心のフィーリングが得られます。ブレーキで速く走れる様になるパーツです。

製品化決定まで、しばらくお待ちください。

Written by Hashimoto

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