106S16メンテナンス終盤です
ヒーターコアの交換


各種のメンテナンスを進行中の106は、なかなか着手出来ていなかった作業「ヒーターコア」の交換に手が届きました。この作業、始めればおおよその時間目安のつく作業なのですが、着手にどうしても時間が掛かってしまう内容です。着手後は集中したい思いがありますが、集中できる環境を造る事が意外と大変なのです。

今日こそは・今日こそは、と思いながら数日が経過していました。

ヒータコアの交換の為には、ダッシュボードを取り外すのですが、この際に妨げとなるのが後付電装品の配線です。ほとんどの場合、それの処理で時間を費やします。室内作業を行う場合、後付電装品装着車はお断りします。。としたいところですが、そういうわけにも行きませんので頑張ります。


106のダッシュボードは、コツを掴めばサクッと外せるのですがダッシュボード内を跨ぐように張り巡らされた配線は、場合によっては切断も必要になったり、本来は外さなくてよい部品を外す必要が出てきたりと、なにかと一手間が必要です。



外したダッシュボードと、ヒーターボックスは埃を払い清掃し、保護材を吹き付けながら美しくしての組み付けも行います。

処理の酷かった配線は、出来る限りのダイエットと、効率の良い取り回しに改善を行いました。



いつも思うのが配線の処理への悩みでして、このままそ~っと組み付けるか、ある程度綺麗にまとめて組み付けるか。悩んだ挙句、手直しをする事は多いです。気持ち悪いのですよね。汚いままというのが。ダッシュを付ければ隠せるものですが、そうであってはいけないですよね。


各種電装品の作動確認を行い、ひとまず作業は完了です。106のダッシュボードは、掃除と艶出しで新車の様な状態に復旧が可能です。素材がシンプルなので可能なのですね。
年数を経ても、こういう室内環境までもがリフレッシュできる素材は良いですね。

残す作業もわずかとなりました。段取り良く作業を進め、週末の完成を目指します。
Written by Hashimoto

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