595ピスタ MTAにレデューサの取付
MTA+レデューサ=スムーズさへの貢献◎
本日はアバルト595 ピスタにお乗りのお客様より、レデューサの取付ご依頼を頂きました。マニュアルモデルでは無く、MTAですので特有のギクシャクとした印象は否めず、お客様は不意のシフトダウンから感じる減速感に若干悩まれていたそうです。
MTA、私は好きですけどね。とても賢く、楽しいシステムだと思います。
ノン・ブレンボ+17インチ、サスペンションはノーマルですのでリヤ側の車高の高さは若干気になりますね。よく見ると、リヤブレーキは大径化されカスタマイズの方向性が通好みであることが伝わります。
ちなみに、リヤのビッグロータキットは当社のオリジナル製品です。
早速レデューサを取り付けてまいります。
こちらは、ディスプレイ用のカットモデルですが、レデューサの構造がよく分かるサンプルです。オールジャパンメイドのハイクオリティパーツです。
先日、レデューサの説明文を添えましたので、今回は引用貼り付けさせて頂きます。
装着率の高いパーツ「レデューサー」は、取扱い開始から10年程の期間が経過していました。10年ほど前は、沢山取り上げてご紹介をしていたのですが、商品名や効果が広まり、特にご説明無くともお客様より取付ご依頼を頂く状況となっているのが現状です。
当社のコンプリートカーR595にももちろん装着済でして、先日ご試乗されたお客様から頂いた感想の一つに「ぎくしゃくしなくて、凄く乗りやすい!アクセル操作をラフに扱っても、エンジンの前後方向の揺れが少なく、とても良い!そして、エンジンの軽さも自分のとは違う!」とのコメントを頂きました。当社のコンプリートカーは、色々な箇所に手を入れているのは事実です。それゆえに、あらゆる領域での体感効果を感じることが出来ます。初めて試乗をされた方は、戸惑いさえも感じるそうです。
戴いたコメントの中で、特にその効果が感じられるパーツがレデューサの装着による恩恵だと解釈しました。
「レデューサは、エンジンより排出されるブローバイガスの排出・還元効率を向上する事が目的のパーツです。ブローバイガス圧は、ピストンの上下運動に対してポンピングロスという形で抵抗を生み出します。ガス圧を下げる事が出来れば、その抵抗を下げる事が出来ると言う事になります。レデューサの構造はリードバルブ式によるワンウェイバルブですので、ブローバイガスを一方通行で排出をし続けることを可能とします。」
この効果により、エンジンは軽く回る事が出来る様になり、アクセルオフ時には自然なエンジンブレーキを実現します。
取付を終え、試運転を行います。レデューサの取り付け後は、確実に軽やかなフィーリングを体感できます。これは10年前と変わらない事なのですが、変わったのは私たちの感覚でしょうか。効果に慣れてしまって、レデューサのフィーリングが当たり前の印象になってしまっているのですよね。。それもそのはず、デモカー全車に装着済み、場合よっては代車にも装着済み、はたまた我が家の車にも装着済みという状況ですから、もはや無しでは居られない身体と化しています。付ければ楽しく、乗り易くなると思った車には装着しています。
MTAへの効果もとても良く効いており、試運転をされたお客様からは「やっぱり大正解!狙い通り!」と言って頂けました。とても嬉しいお言葉です。
定番パーツレデューサの効果を知りたい方、お問い合わせをお待ちしています。
Written by Hashimoto