工場通信

アバルト595 MCBコンプリート
車検整備と合わせてパーツの組み込み


新車から3年目、初の車検を迎えるアバルト595コンペです。走行距離は18000キロ程ですが、これまでにご依頼を頂いた作業には既に大物作業も含まれています。軽量フライホイールの組付けご依頼も過去に頂いていました。

今回は、話題のMCBを3点コンプリートでの取付のご依頼を頂いています。

まずは前後の取付から行う事にしました。

前後にMCB本体の取付を行い、水平地面への接地をさせ取付部をトルクレンチで締め付けを行います。

MCBを取り付けて何時も感じるのが、その効果の分かり易さです。取付後の試運転の際、ごく低速域での転がりから既に変化を感じることが出来ます。転がりのイメージから変るというのは、変化としてとても大きい事でして、上質な足廻りを組付けた場合にも感じられる変化に似ています。
車は、微量な振動さえもボディが色々な振動を吸収している。と言う事がMCBの取付によりよく理解できます。

MCBはセンターで得られる効果と、前後への取付で得られる効果が異なるのも興味深く、面白い点です。

未だ未体験の方、質感向上とハンドリングの変化に効くMCBを自信を持ってお勧めします。

Written by Hashimoto

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