20年が経過し増えてきた作業
106ステアリングフィーリングの改善


最近の作業の中で、頻度が増えてきた内容が「プジョー106のステアリング関連作業」です。この車特有のステアリングラック機構は、当社取扱いの他車種と比べると独特な構造でして、耐久性が高い造りをしています。20年以上の使用期間を経て、ようやく交換頻度が上がってきたのがステアリングのセンタージョイントの交換作業です。

先日、ラリー16の作業の際にも組み替えを行った箇所です。
作業性が悪いのが難点ですが、一つの部品の交換だけで左右分が交換出来るという、お得感のある部品構造なのです。

サスペンションに繋がるのは、この箇所。

室内でのステアリング操作に併せて、ストラットを左右へと向きを変えます。


使用過程を経た部品は、クタクタで緩くなっていましたが、新品部品の関節強度はとてもしっかりしていて、106のステアリング操作を安心感の高いフィーリングへと戻してくれそうです。

様々な作業がありますが、お疲れの部品をリフレッシュするのは気持ちの良い事です。

Written by Hashimoto

関連記事