工場通信

106s16はタイミングベルトの交換
プジョー106S16 販売車両の整備の開始


中古車販売・納車整備が順調に進行しています。
数あるベース車の中からお選びいただいたのは、サンダンスイエローの後期型106です。長い期間当社でメンテナンスを行ってきた1台です。当社のオリジナルパーツが至る所に装着された個体でして、とてもお買い得なベース車両でした。パーツが豊富だから値段が高い？そのような価格設定はしておらず、あくまでベース車両としての金額設定を行います。中古車として仕上げるのにどのような整備が必要かをしっかりと考え、整備プランを決定しています。

中古車整備ではお約束のタイミングベルトの交換を行っています。106s16のタイミングベルトは、簡単な様でいて基本に忠実な施工を心がけなければ本来の性能を発揮できない作業です。かむプロフィールの問題から、DOHCのカムプーリ間にタワミが発生しやすかったり、標準装着のプーリがアジャスタブルプーリですのでバルブタイミングの設定は自由自在です。マニア心をくすぐるエンジンです。


ウォータポンプも交換するのですが、１０６のブロックに取り付けられるポンプは構造上、スチールブロックに固着することが多く、外すのが大変な場合もあります。今回はスムーズに取り外せました。


1番シリンダのピストントップに対してのカムシャフト位置を正確に検出し、組み付けを行います。

引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

関連記事

工場通信　トップへ戻る