ターボ不良のツインエアーは無事解決しました
ターボのメカニズムの不具合で、非常にパワー不足のツインエアーはトラブルの解決と、一通りのメンテナンスを終えました。作業の結果、本来のエンジン出力を取戻し元気に走ることが出来るようになり一安心です。
こういうトラブルは、答えが分かってしまえばとても単調な事なのですが、分かるまでが難しいもの。今回のトラブルに関して言えば原因はウェストゲートの作動不良でした。ウェストゲートバルブの開閉を制御する、バキュームタンクの樹脂が破損している事が理由です。
エアーポンプからのバキュームホースが外れてしまい、負圧が掛からない状態になっていました。こうなった原因まではわかりませんが、今後の要チェックポイントとして他の車両に対しても点検が必要ですね。
ターボが効くようになった事を確認してから、作業前のグラフを残していますが、メンテナンス完了後は確実に一回り上を描く出力特性となりました。車の状態は個性そのものですので1台1台色々と異なります。あらゆる状況を把握しながら、その車に合わせたメンテナンスプランをご提案しています。