アバルトプント・エヴォはラジエタの予防交換


いつも整備をお任せ頂いている、アバルトプント・エヴォは、車検整備でのお預かりです。ステージ3メンテナンスと合わせて、距離的・時期的にそろそろ危ない可能性の有るラジエタの交換を予防的に行う事となりました。ラジエタのサブタンクは樹脂製ですので、経年劣化による破損を招くと冷却水が盛大に漏れます。当然自走は不可能となります。フィアット500の1.4や1.2が一時ラジエタ交換する車が多い時期がありました。車のトラブルには、そういう周期があります。そうなる前に交換を行います。

フロントバンパー・ヘッドライト・インタークーラー・エアコンコンデンサ・コアサポートを外して、最後にラジエタを取り外します。派手な分解に見えますが、効率よく組まれている部品のおかげで見た目よりも分解はスムーズです。

取り外したラジエタから、クーリングファン廻りを移植します。クーリングファン本体も、中央部にはモーターが備わる為、いずれは交換が必要です。今回は作動具合に異常を感じず、この先も使用可能と判断出来た為、再使用を行います。


各部を組付け、その後に一度車をリフトから出し、前回りをスチーム洗浄を行いました。防錆処理を行いフロントバンパーを組付けます。この後はクーラントの入れ替えやエアコンガスのチャージを行い、組付け後の各部の作動確認を行います。

Written by Hashimoto

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