工場通信

ルーテシア3RS シフトレバーの違和感を修理


こちらの作業も度々取り上げている作業内容ですね。最近は、ルーテシア3RSの良い状態をよく熟知できているおかげか、お客様の気付かないちょっとした違和感も直ぐに気付ける様になっています。その1つが、シフトレバー操作時の違和感です。作業着手前に試運転を行うのですが、2速→3速またはその逆の操作時に正確なシフトワークが出来ない．．というか、このまま3速に入れてしまって大丈夫？1速じゃない？という印象を感じる場合、シフトレバー下側の白色の樹脂パーツの固定が甘くなり、動いてしまっている事が多いです。

この部分は、シフトレバー中立時にスプリングの力でレバーをセンターに保持する役割があります。固定に緩さが出てくると、中立位置の認識が室内側で甘くなります。2速から3速へと移動の際に違和感を感じるのは、一度中立位置を通過する為です。しっかりと樹脂部品が固定されていると、3速に正しく導かれている様にシフトアップ出来るのですが、甘くなると1速に入るような感覚を覚えます。

言葉ではなかなか説明しづらい内容ですが、お預かりしている殆どのルーテシア3RSに施工してる補修作業ですので、未だ未施工の方は処置しておくと気持ちの良いシフトフィーリングを楽しめます。

Written by Hashimoto

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