工場通信

ルーテシア3RS タイミングベルトやエンジンマウントの交換


サスペンション廻りの整備を一通り終えたルーテシア3RSです。続いてはタイミングベルトの作業を行います。過去の交換履歴を振り返ると「あれ？今回のタイミングで交換しておかないとやばくない？」という事が判明しました。お客様は車検時にと思っていらっしゃった様ですが、車検自体はまだ先ですので前倒しで施工する事となりました。


ダイヤルゲージでピストントップを検出し、カムシャフトエンドにカム位置を合わせるツールのセット、そしてクランクシャフトロックツールを取り付ける必要があります。他の車に比べると、環境作りの工程は多い気がします。

以前にSessAアルミクランクプーリーは装着済でしたので、今回はセンターボルトを交換するのみ。プーリーは軽く汚れていましたので、洗浄を行い取り付けます。

ベルトの状態はそこそこなヒビの入り方でしたが、エンジンマウントの劣化が上下共に気になりました。


特にこの下側のマウントが酷いです。完全に分離していました。ここは、先日クワイフLSDを組んだルーテシアでは強化マウントを取り付けた箇所です。ルーテシア3RSやメガーヌRSの場合、ロワマウントの状態判断が外さなければ目視確認がし辛いですが、点検しておいて良かったです。残すは4輪アライメントの作業ですね。しっかりと仕上げて週末の納車を目指します。

Written by Hashimoto

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