締め付けトルク管理は大切です。

自動車ではボルト、ナットによる部品同士の接合が多用されていますが、ボルトを扱ううえで重要なのが締め付けトルクの管理です。
ホイールボルト、ナットの取り付けでトルクレンチを使用したことのある方も多いのではないでしょうか?
ボルトは締め付けが強すぎると部品やボルト自体の破損につながり、また弱いと固定が不十分になってしまいます。

上の画像のオイルフィルターハウジングカバーにはねじが切ってあり、25+5Nmの表記がありますので25Nmから30Nmのトルクで締め付ける必要があります。
それ以上だとカバーの破損、以下だとエンジンの振動などにより緩み、オイル漏れの危険があります。
当社ではトルクチェッカーを用いて正確なトルクの把握に努めております。
アダプターを変更すれば六角にも対応するのでトルクレンチでは作業できない箇所の管理にも役立ちます。

測定機器の活用で安全な整備を行って参ります。

関連記事