クラッチマスタシリンダの交換作業
フルード劣化が凄いです


クラッチメカニズムの作業を進めているフィアット500の1.2です。ミッションの搭載を終え、マスタシリンダの交換へと移ります。1.2のマスタシリンダは、クラッチ操作系統専用のフルードタンクが備わっており、珍しいことですがブレーキフルードのタンクとは異なる経路でフルードが供給されています。

その為なのか、フルードの劣化進行レベルがなかなか激しい事になっていました。
見るからに怪しげな色をしたフルードです。ここにテスター確認を行うと。


まるで駄目ですね。吸湿度合いが高く、非常に品質が低下していました。
こういう事態を避けるべく、年に一度はブレーキもクラッチもフルード交換を行いましょう。

タンクが小さいので、エア抜き作業がやり辛いです。

交換後のフルードの色。これが正しい鮮度のフルードです。

この後クラッチ作動を確認し、4輪アライメント作業へと移ります。

Written by Hashimoto

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